パセノールのアンチエイジング 血管の若さを保つ
ピセアタンノールとレスベラトロール
先にこの二つのポリフェノールと
ピセアタンノールの二重体
スキルプシンBについて
簡単に触れました。
ここからがこのブログの本題でしょう
パセノールの効果に触れていきます。
パセノールは森永製菓が
研究開発した美容健康素材。
効果があると期待されます。
パッションフルーツから抽出した
ポリフェノールの一種
ピセアタンノールと
その二重体スキルプシンBを
多く含んでいるのが特徴です。
血管への作用
なんでもそうですが
年齢を重ねることで
身体の様々な器官に
不安が出てきます。
何年も同じものを使っていれば
身体でなくても同じです。
動脈硬化
そのなかで血管からくる疾患は
生活習慣病など重大な病気に
繋がることもとしばしば。
中でも動脈硬化は
よくテレビでも耳にします。
血管が弾力をなくし、硬くなり
心血管疾患につながります。
故・阿藤快さんの大動脈解離も
動脈硬化が原因の一つと
考えられています。
動脈硬化は老化だけではなく
食生活の乱れも影響します。
血管の若さを保つ要素
一酸化窒素（以下、NO）は
血管の拡張と保護作用が知られています。
また、レスベラトロールは
血管内皮細胞で
NO産生酵素の発生を
促進することで知られており、
心血管疾患に対する保護作用が
報告されています。
血管内皮細胞は血管内側を覆う細胞で
主に止血をする血小板に働きかけたり、
血管の収縮・拡張を調整したりする
物質を放出すること等
血管を保護するための細胞です。
パセノールではどうか
ラットによる共同研究
（山形大学と森永製菓）では、
パセノールによる
血管の拡張が確認されました。
パセノールの主成分ピセアタンノールは
血管内皮細胞において
NO産生酵素とその活性型の
発生を増加させたのです。
ということは
レスベラトロールのくだりの通り
血管が拡張と保護作用が働き
心血管疾患の予防が
期待できるということです。
どちらがより効果を期待できる？
また共同研究により
レスベラトロールと比べると
ピセアタンノールの方が
効果が強いことがわかりました。
老化による血管機能の低下は
NO産生酵素の機能低下に
関係することが知られているので、
ピセアタンノールの方が
血管機能をより改善すると
考えられます。
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